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コルシーニ宮国立絵画館【Palazzo Corsini】

コルシーニ国立絵画館のギャラリー トラステーヴェレ地区

 

コルシーニ宮国立絵画館について知っておくと良い3つの作品

1.カラヴァッジョの「福音史家聖ヨハネ」

2.グイド・レニの「洗礼者ヨハネの首をもつサロメ」

3.ルーベンスの「老人の頭部」

 

国立古典絵画館は、このコルシーニ宮殿ベルニーニ宮殿の2つの宮殿からなる。

カラヴァッジョ「福音史家聖ヨハネ」

カラヴァッジョの洗礼者ヨハネ

この「福音史家聖ヨハネ」は、カラヴァッジョがよく描いていた題材であり、描き方もカラヴァッジョの特徴がよく出ているにも関わらず、長い間カラヴァッジョの作品かどうか疑問が持たれていた作品。

この聖ヨハネは、赤いマントを軽く羽織っているだけのはだけた様子が描かれている。聖ヨハネとよく一緒に描かれるラクダの皮は描かれていない。洗礼に使われる聖壺、かろうじて見えるように描かれた十字架など、聖ヨハネを表す小物は隅に描かれている。

神聖さと俗世のものが混ぜ合わさったような興味深い作品である。

 

グイド・レニ「洗礼者ヨハネの首をもつサロメ」

グイド・レニの洗礼者ヨハネの首を持つサロメ

暗い灰色を背景に、サロメが洗礼者ヨハネの首を母親へロディアに届けているところが描かれている。

サロメの母親であり、異母兄弟の妻であったへロディアとの結婚をヨハネに批判されたヘロデ・アンティパスだが、ヨハネを処刑する勇気はなく躊躇していた。

ある宴でサロメは性的な踊りを披露し、ヘロデから望むものをなんでも与えると言われる。サロメは母親にそそのかされ、洗礼者ヨハネの首を望んだ。

当時カラヴァッジョに劣らない評判を獲得していた画家、グイド・レニによって描かれた。サロメは、絵を見ている者を冷ややかな視線でじっと見つめ返している。

 

ルーベンス「老人の頭部」

ルーベンスの老人の頭部

サロメのすぐそばにルーベンスの「老人の頭部」がある。

カールした髪、髭に覆われた老人の横顔からは、物憂げな様子がにじみ出ている。

精密に描かれた老人の頭部。ただの横顔であるが、とても味わい深い作品。

 

地図マーカーのアイコン Via della Lungara, 10, 00165 Roma RM