スポンサーリンク

トラヤヌスのフォロとトラヤヌス市場

トラヤヌスのフォロ、バジリカ・ウルピア カンピテッリ地区

ダキア戦争の戦利品をトラヤヌス帝が資金として提供し、ダマスクスのアポロドロスが設計した広大なフォロ。

スポンサーリンク

トラヤヌスのフォロ概要

トラヤヌスのフォロ

300mー180mの敷地を持つとても大きなフォロで、建設時にはクィリナーレの丘を削り取って敷地を確保した。あまり多くのものは残っていないが、トラヤヌス記念柱のそばにはウルピア公会堂の柱廊の柱の一部が残っている。トラヤヌス記念柱の両サイドにはローマ図書館とギリシャ図書館があった。ウルピア公会堂の隣には大きな広場があり、その中央にはトラヤヌス帝の騎馬像が置かれていた。

トラヤヌスの記念柱

トラヤヌスの記念柱のズーム写真

ダキア戦争の勝利を記念し、113年トラヤヌス帝によって建設された。大理石でできた記念柱の表面には螺旋状に繋がるダリア戦争の始まりから終わりまでの歴史が描かれたレリーフがぎっしりと埋め込まれている。全長200mに達する。現在、柱の周りには何もないので、上の方を読むことは難しいが、当時は両サイドに図書館があり、そのバルコニーから上の方のレリーフを読むことができた。

円柱の上に設置されていたトラヤヌス帝の像は、16世紀に聖ペテロ像のものに代えられた。異教の建築物がキリスト教のものに変換された数多くの事例のうちの1つである。

記念柱の土台の部分は、トラヤヌスの墓である。

トラヤヌスの市場

トラヤヌスの市場の広場の写真

トラヤヌスのフォロとクィリナーレの丘の間にある世界最古の複合商業施設。トラヤヌス帝のお気に入りの建築家アポロドロスによって設計された。アポロドロスはシリア属州ダマスカス出身で、ダキア戦争時にも共に戦場へ行き、ドナウ川にトラヤヌス橋をかけた。

トラヤヌス帝時代は、5階建てで、約150もの店が軒を連ねていた。1階には花と果物が上の階はワイン、油、香辛料などが売られており、最上階は魚屋があった。建設当時は大変多くの人で賑わっていたことを想像するのは難しくない。

コメント