スポンサーリンク

サンピエトロ大聖堂

教会

言わずと知れたキリスト教の総本山です。何がすごいって建物自体が信じられないくらい豪華です。いくつか有名な作品を紹介します。

スポンサーリンク

ミケランジェロ作 ピエタ



大聖堂の中でも一番の傑作とされている世界的に有名な彫刻です。

ミケランジェロが20歳を少し過ぎたころの1499年の作品。枢機卿であり駐ヴァチカン市国フランス大使の依頼で作成しました。自分の葬儀の記念碑として依頼したと考えられています。

キリストの体はマリアの膝の上に、彫刻特有の堅さを微塵も感じさせないほどの自然さで横たわっています。母親の抱えているであろう悲しみに深い同情を抱かせる構図です。

 

ベルニーニ作、バルダッキーノ(天蓋)

1623年ウルバヌス8世はベルニーニにバルダッキーノと呼ばれる天蓋の作成を依頼しました。ベルニーニへの信用はかなり厚く、限りない費用を与え、作品はこの場所にふさわしく、かつ祭壇として素晴らしいものにするよう依頼しました。

ベルニーニがこの依頼を受けた時、彼は25歳になったところでしたが、芸術家として既に評価されており、腕前と才能を見込まれてカルロ・マデルノのそばで大聖堂の内装を担当するほどでした。

サンピエトロ大聖堂の天蓋は1624年から1633年の間に記念彫刻としてつくられました。キリスト教の教祖イエスによって選ばれた使徒ペテロが埋葬されている場所とされている大聖堂の中心、クーポラの真下に位置しています。高さ28.5m、宗教行列の際、教皇がのる移動式天蓋を模倣したものです。

 

この壮大な天蓋のてっぺんには4人の天使と、中央に2人の子供がサンピエトロ大聖堂の鍵と教皇の冠を支えています。月桂樹の枝にはバルベリーニ家のシンボルである蜂が飛んでいます。

らせん状の4つの柱は青銅でできています。この青銅はパンテオンの神殿入口からとってこられたものです。これによって、見境のない略奪に対する強い抗議が起きました。

こんな有名な言い回しが残っています。「蛮族が盗まなかったものはバルベリーニが盗んだ」

ベルニーニ作、聖ペテロの司教座

 

司教座とは使徒がキリスト教徒に説法としたときに座った椅子とされる大変古い聖遺物であると言われていますが、実際は875年にシャルル2世から教皇ヨハネス8世に献上された木製の王座です。

周囲にはの基礎を築いた四大教会博士を表した4人の像があり、そのうち2人はラテン教会の、ほかの2人はギリシャ教会の教会博士です。ローマ教会の優位さ、ローマ教皇の権威を表しています。

司教座の上部は、金箔が施されたスタッコ(化粧しっくい)が天国の栄光を表現しています。

アレクサンデル7世 墓碑

この墓碑は、赤い大理石で造られた優雅でゆったりとした織物の上で、皇帝が膝をついて祈りを捧げているところです。

手前左には子供を抱いた母子像が慈愛、右には地球の上に足をのせた女性像が真実を表しています。地球儀をよく見るとイギリスから突き出たとげが親指に突き刺さっています。このとげは英国国教の拡大による教皇の苦しみを表現しています。

中央には右手に砂時計を持った骸骨が潜んでいます。これはゆっくりと、しかし逃れることのできない時間の流れを暗示したものです。

何層にもわたる構成の美しさ、さまざまな色の大理石で造られた彫刻のもたらす調和のすばらしさから、この墓碑はローマのバロック様式の最も素晴らしい例であると考えられています。

コメント